物件探し、何から始めればいい?
働く女性は毎日忙しくて、とにかく時間がない。
忙しくて時間がないからこそ、無駄なくスムーズに物件を探したい。
そう考える女性は多いと思います。
やることがはっきりしていれば、どんな作業もスムーズに進めることができます。
何も考えず手当たり次第に物件サイトを見ていても、貴重な時間を消耗するだけです。
この記事では、効率的に物件を探す流れと物件の選び方を書いています。
ざっと見出し
物件探しの流れ

- 初めての一人暮らしで、何から始めていいのかわからない
- 考えることが多すぎて頭の中がぐちゃぐちゃになっている
- 何をしなきゃいけないのか、考えるだけでもめんどくさい
- 女性の一人暮らしだから、安全性や防犯のこともしっかり考えたい
- 急いで部屋を探したいけど、時間がないし失敗したくない
そんな人のために、物件探しの流れをまとめると・・・
【物件探しの流れ】
- 「こんな家に住みたいリスト」を作る
- 大体の住みたいエリアを絞る(治安の悪いところは最初から除外)
- スマホアプリやネットで候補物件を見つける(①で書き出した条件で絞って検索)
- 内見を申し込む
- チェックポイントを参考に、物件をよ〜く見る!
では、ひとつひとつ見ていきましょう!
順を追って作業を進めれば失敗しないし、物件探しが楽しくなる
家に帰ってゴロンと寝転び、ボーッとしながらスマホで間取りを検索するのは楽しいし、「この物件に住むとしたらココに家具を置いて・・・」とあれこれ妄想してはワクワクするけど、結局妄想するだけで終わってしまう。
一人暮らしを始めたい気持ちはあるのに、作業が進まない。
誰でもこんな経験があると思います。
なぜ妄想ばかりで何も進まないのかというと、
あなた自身がどんな物件を求めているのか、はっきりと定まっていないから
なのです。
だからなんとなく妄想するだけで終わってしまいます。
当たり前のことですが、初めて一人暮らしをする人にとって物件探しはわからないことだらけ。
何もわからないところから手探りで作業を始めるのは大変です。
だから途中でめんどくさくなってしまうのです。
先ほど紹介した物件探しの流れに沿って、最短距離で効率的に物件を探しましょう。
探し方のコツがわかってくると物件サイトを見るのが楽しくなりますし、自分好みの物件を見つけると急にテンションが上がりますよ!
「こんな家に住みたいリスト」を作る

あなたが住みたいのは、どんなお部屋ですか?
広さ、間取り、場所、などなど・・・
どんなお部屋で生活したいですか?
一人暮らしをイメージしたとき、「こんなだったらいいな〜」という風景が頭の中に浮かんでくると思います。
仕事から帰ったとき、のんびりくつろぐ時間、お風呂の時間など、できるだけ具体的にイメージしてみてください。
こんな家に住みたい!と思うことを書き出そう
イメージしてみて思いついたことを、できるだけ具体的に紙に書き出してください。
例えばこんな風に
- 部屋は8畳くらいがいい、最低でも6畳はほしい
- 日当たり抜群
- バス・トイレ別
- 玄関から部屋までの間に扉があってほしい( ”玄関開けたら部屋の中が丸見え” はイヤだ)
- 駅から徒歩5分以内
- 会社から電車で30分圏内
- 宅配ボックスあり
- 24時間ゴミ出しOK
などなど。
どんなに細かいことでもいいです。
「こうだといいな」と思うことを思いつくままに書き出します。
自分の中にあるイメージをはっきりさせることで、希望に沿う物件をグンと見つけやすくなるのです。
自分の希望を明確にするメリットはもうひとつあります。
不動産屋さんに微妙な物件(希望に沿わない物件)を紹介されたとしても、明確な理由をつけてはっきり「No」と言えるようになることです。
不動産屋さんと話していると、押しの強い担当者に当たることがあります。
こちらの希望に全然合わないような物件を平気で押し付けてきます。
断るのが苦手な人にとっては嫌な状況ですよね。
でも、そんな場面でも自分の希望条件さえはっきりしていれば
「私はこういう物件に住みたいんです。今紹介された物件は〇〇が条件に合わないので、他の物件を見せてください」
とすんなり言えるようになるのです。
希望条件のリストは一度作ってしまえば要所要所で役に立ちますので、少し面倒でも最初に頑張って作ってしまった方が良いです。
昼休みやトイレ休憩の時にササッとスマホにメモしておいて、帰ってから紙に書き出すのがオススメです。
隙間時間を使ってできますよ。
重要な順にマークをつけていく
思いつく限りの条件を書き出したら、その中から重要な順にマークをつけていきます。
- 絶対に譲れないものは赤でマルをつける
- 絶対ではないけど、できれば叶えたいものは青でマルをつける
- 妥協してもOKなものは緑でマルをつける
こうすると自分の希望がとてもわかりやすくなります。
ポン吉の希望条件リスト
ちなみにポン吉のリストはこんな感じになりました。
- 広さ8畳以上 →○
- 駅から徒歩5分以内 →○
- 3階以上 →○
- オートロック →○
- 防犯カメラあり →○
- バス・トイレ別 →○
- 前の入居者が女性かつ非喫煙者だった部屋 →○
- 夜遅くても人通りのある大通りの近く →○
- 徒歩圏内にスーパーがある →○
- 家賃8万円以内 →○
- 玄関入ってすぐキッチンは嫌だ →○
- 洗面所に洗濯機を置く場所がある →○
- 築年数が浅い →○
- 24時間ゴミ出しOK →○
- 追い焚き →○
- 浴室乾燥 →○
【部屋に置きたいもの】
- ベッド
- 小さなサイドテーブル(ベッドの横に)
- ダイニングテーブル
- 電子レンジラック
- テレビ台
- 本棚
- できればソファ
絶対に譲れない条件を意味する赤マルがてんこ盛り。
でも大切にしたい条件がはっきりとわかったおかげで、物件を探しやすくなりました。
この後のプロセスで住むエリアなどを決めていくのですが、私が探したエリアだと赤マルの条件を満たす物件は10件くらいあって、その中から選べばいいので楽でした。
住みたいエリアを絞る(治安が悪そうなところは最初から除外)
次に、職場や活動拠点を考慮して住みたいエリアを絞っていきます。
住むエリアを決める際は、職場の駅や沿線とのアクセスを考えて決めていくのが一般的です。
女性専用車両のある路線や始発電車がある駅を選べば通勤のストレスを軽減できますので、そういう目線で選ぶのもとても良いと思います。
治安も重要なのですが、ここで重要なのがその街への印象です。
なんとなく地域によって雰囲気とか明るさ・暗さってありますよね。
その土地で生活している人たちの雰囲気、道路や建物の雰囲気によってだいぶ左右されます。
ファミリー層が多いエリアは公園で遊ぶ子供の姿に心が和むとか、
すすけたビルが多い街はなんとなく怖いとか。
物件選びでは、そんな漠然としたイメージが意外と大切なのです。
防犯上はもちろん、精神衛生上も明るいイメージの街に住む方が良いです。
そして特に注意して考えた方がいいのが夜の街の雰囲気。
夜も早いうちから人がまばらになったり、早い時間にお店が閉まって街全体が暗くなるような場所は避けた方が無難です。
夜の雰囲気は安全・安心に直結します。
昼間は人の多い商店街のような場所でも、夜は早々とお店が閉まってしまって19時には人もいないし道は真っ暗、ということもありますね。
女性にとって、夜の街の雰囲気は特に重要です。
あれこれ考えすぎて住みたいエリアを絞れない人・どうしても迷ってしまう人は、
平日と休日、どちらの生活をメインに場所を選ぶか
を最初に決めてしまうと良いですよ。
例えば平日重視の人は、
- 毎日帰りが遅いから、遅い時間でもお店が開いている駅のそばに住みたい
- 寝に帰るだけだから、夜が静かな住宅街がいい
というように、生活の中で何を重視したいかによって住むエリアを絞ることができます。
休日重視の人は、
- 職場だけじゃなくよく遊びに行く場所にもアクセスが良いところがいい
- 友達の家が近い方がいい
という感じで、
生活の中でどこに軸を置くのか(仕事なのか、プライベートなのか)を明確にすると、どの駅や路線を拠点にしたら行動しやすいかが見えてきます。
ポン吉のエリア決め
ちなみに私の場合はこんな風にエリアを決めました。
実家の近くにするか職場の近くにするかで迷ったのですが、寂しがりやな私はちょこちょこ実家に帰るだろうと予想し、実家の近くに住むことに。
- 実家から2駅くらい(頑張れば歩ける距離)
- 通勤時間が少し短縮できる
- 若い夫婦が多い地域
- 飲食店が多い
- 夜遅い時間でも道が明るい
私が一人暮らしを始めてから祖母が認知症を発症して介護が必要になったため、実家に帰る機会が増えました。
結果的に、実家の近くに住んでおいて大正解。
地方から出てきている方は実家の近くという訳にはいきませんが、親しい友人の住んでいるエリアに住むとか、いざという時に助け合える人が近くにいるのは助かると思います。
スマホアプリやネットで候補物件を見つける

自分の希望条件と住むエリアを絞ったところで、アプリやネットで候補となる物件を探します。
さっき書き出した「自分の中で譲れない条件」と「エリア(駅や沿線)」で検索をかけて、出てきた物件の中から、家賃や間取りが気に入ったものを探してみましょう。
気に入るものがあったら、それが候補物件です。
スクリーンショットを撮っておくか物件の特徴を紙に書き出しておくと、あとで比較するときにわかりやすいです。
使いやすい物件サイトとキャンペーンをうまく活用しよう
私が使いやすいと思ったのはSUUMO(スーモ)でした。
シンプルな画面でわかりやすくて、パッと見ただけで必要な情報に辿り着けます。
時期によっては引っ越し応援キャンペーンが開催されていて、数万円のキャッシュバックを受けられることも。
→SUUMOのサイトを見てみる
こういったキャンペーンは他のサイトでもときどきやっているので、内見を申し込む直前にいろんなサイトをチェックすると取りこぼしがなくて良いですよ。
私の場合はあるサイトで良い物件を見つけて即内見を申し込んでしまい、後からSUUMOのキャッシュバックキャンペーンを見つけて大ショック・・・
同じ物件がSUUMOにも載っていたのでそちらから内見を申し込めばキャッシュバックを受けられたのですが、自分好みの物件を見つけた瞬間に「誰かに契約されないうちに早く内見しなきゃ!」と焦ってしまったんですよね。
そんな失敗をしないために、
- 自分にとって使いやすいサイトでお気に入りの物件を探す
- 他の物件サイトも含めてお得なキャンペーンがあるかどうか探してみる
- お得なキャンペーンをやっているサイトで、自分のお気に入り物件が載っているかチェックする
- もし載っていたら、そのサイトから内見を申し込む
ぜひこの流れを試してみてください。
同じ物件が複数のサイトで紹介されているので、いくつかのサイトをチェックしてみて、キャンペーンを使えるところから申し込むのがオススメです。
内見を申し込む

内見の申し込みは、サイトやアプリで手軽にできます。
名前や電話番号を入力して「内見を申し込む」というボタンを押すだけで完了することが多いですね。
不動産屋さんからメールか電話で連絡が来ます。
不動産屋さんの営業時間内であれば、早ければ5分ほどで電話がかかってきます。
(遅いと翌日以降になることもありますが・・・)
できれば電話で連絡を取り合う方がいいです。
なぜ電話が良いかというと、その方が早く話が進むからです。
物件探しは早い者勝ちで、繁忙期の2〜3月頃になると良い物件はあっという間に埋まってしまいます。
できるだけ早く内見した方が有利なので、メールよりも電話で連絡を取り合うことをオススメします。
せっかく頑張って良い物件を見つけたのに、すでに入居者が決まっていたらガッカリですからね。
もちろん仕事の都合で電話を受けられない人は、メールをこまめにチェックして不動産屋さんとスムーズにやり取りすれば大丈夫です!
内見ではここを見る!
内見の際は、いくつか見るポイントがあります。
物件のチェックポイントをざっと紹介すると、
- 夜でも人通りがあって道が明るいか確認すること(暗い夜道を避ける)
- マンションの外観を見て、侵入されやすいところがないかチェックすること
- マンション内に死角となる場所がないか確認すること
(暗くて閉鎖的な自転車置き場やゴミ捨て場に注意) - 夜でも人通りがあって道が明るいか確認すること(暗い夜道を避ける)
- 近所に住む人たちを観察しておおよその雰囲気を探っておくこと
長くなるので、詳細は別記事にしました。
女性の一人暮らしに欠かせない防犯目線のチェックポイント、
こちらもぜひ読んでみてください。
http://happyour30s.com/2019/01/25/securityforsinglelife/