「たいして売れないんだろうな〜」とあまり期待せずに始めたフリマアプリでしたが、出品すると数日のうちに売れてくれるので楽しんで利用しています。
1年間でいくら売れたのかが気になって2018年の売り上げを計算してみると、思っていたよりも大きな金額になっていたので嬉しい驚きでした。
元浪費家の私は買っただけで満足して未使用のまましまってある物が多いので、そういうものをクローゼットから引っ張り出して、定価よりもちょっと安い価格で出品しています。
今日は私がフリマアプリで物を売る時に意識していることと、備忘録も兼ねて売り上げの記録を振り返ってみたいと思います。
ざっと見出し
利用しているアプリは2つ
私が利用しているフリマアプリは2つです。
- メルカリ
- ラクマ
メルカリは利用者が多く、出品した瞬間に大勢の人が見てくれます。
だから売れやすいです。
ただ、メルカリは出品手数料が10%と高め。
せっかく売れても手数料がガッツリ引かれてしまうので、なんだか損した気分になってしまって・・・
2018年2月から、出品手数料の安いラクマでも出品するようになりました(手数料率3.5%)。
例えばメルカリとラクマで1万円のものが売れたとすると、手数料はこんなに違うんです。
- メルカリ:1万円 × 10% = 手数料1,000円
- ラクマ:1万円 × 3.5% = 手数料350円
たった1回の取引で750円も差がつきます。
普段買わないような、フルーツがいっぱい乗った美味しいケーキを買えちゃう金額・・・
もしこれが10万円の取引だったら7,500円の差になります。
手数料だけで7,500円も違うって・・・大きすぎますよね。
だから私は高額商品はラクマで出品する!と決めています。
とりあえず出品しておいてそのうち売れたらラッキー♪という小物はメルカリで出品。
2つのアプリを使い分けて、なるべく時間をかけずに売って、利益を大きくすることを意識しています。
2018年の総売り上げ!
2018年1月〜12月までの売り上げをまとめるとこうなりました!
売り上げ | 3万円以上の取引 | |
メルカリ | 100,695 円 | 1回 |
ラクマ | 420,300 円 | 3回 |
合計 | 520,995 円 | 4回 |
トータルで50万円を超えていました!
クローゼットの中で眠っていたブランドの財布やカメラのレンズがいくつか売れたので、それが大きいです。
質屋で見積もりしてもらったら2万円代だった長財布がメルカリに出したら8万円以上で売れたので、質屋に売らなくて本当に良かったです。
私の場合は高額取引はそんなに多くないのですが、3万円を超える商品を4回出品して全部売れました。
ブランド物のお財布と一眼レフのレンズ。
一番高額だったのは一眼レフのレンズで、18万円くらい。
前にも書いた通り高額商品は手数料の安いラクマで出品するようにしていたので、ラクマの方がトータルの売上金額も大きくなっています。
メルカリは細々したものを早く売りたいときに利用。
利用者が多い分、閲覧者の目に止まるタイミングを見計らって出品するとサッと売れてくれます。
メルカリ・ラクマで売れたもの

- ブランド物の財布
- バッグ
- 革小物(カードケース、手帳カバーなど)
- カメラのレンズ
- 健康食品(ダイエット用のお茶、プロテインなど)
定期便で届いていた健康茶やプロテインが溜まっていたので出品したところ、数分で売れました。
公式通販では健康茶やプロテインはあまり値下げされないので、フリマアプリで安く買う方がお得なんですよね。
箱を開封した後でも、バラで売れます。
箱買いする前にちょっと試してみたい人がたくさんいるってことですね。
ただバラ売りは手間の割に利益が少ないので、できれば箱のまま売りたいところです。
ブランド品は要注意!出品の際に注意していること

ブランド品は、状態が良くて付属品が揃っていれば結構高めな価格設定でも売れます。
ただ、確実に本物であることを証明しなければなりません。
事務局も偽物のブランド品にはかなり厳しく目を光らせているようで、正規店で買った本物を出品していても、事務局が偽物だと判断した場合はアカウント停止などの処分を受けることもあるらしく・・・
アカウント停止なんてことになったら怖いので、私もブランド品を出品するときはかなり気を遣っています。
私が特に注意していることはこちら。
- 購入店と購入時期を説明文に書く
- 保証書の画像を載せる
- 金額を下げすぎない
- 安く買い叩かれそうになったらはっきりと断る
- 猜疑心の強い人には売らない
①購入店と購入時期を説明文に書く
3年前に伊勢丹新宿店で買ったとか、2017年にブランドの公式通販サイトで買ったとか、「いつ、どこの店で買った」という情報を説明文の中にはっきりと書きます。
例えば同じエルメスの財布が出品されていたとして、
出品者A「何年か前に、友達に中国で買ってきてもらいました」
出品者B「去年、新宿の伊勢丹で買いました」
こう書かれていたら、Bさんから買う方が安心だと思いますよね。
購入を検討してくれている人に安心して買ってもらえるように、買った時期と買った店を明記するようにしています。
一度だけ正規店ではないネットのセレクトショップで買ったものを出品したことがあるのですが、その時も「〇〇というセレクトショップで買いました」と正直に書きました。
「その店本当に大丈夫なんですか?」「偽物じゃないんですか?」といったコメントがいくつか来ましたが、予め鑑定済みであることを説明したらちゃんと売れました。
後でトラブルにならないように、「鑑定済みですが、すり替え防止の観点から返品や交換は受け付けません。あくまで自己責任でご購入ください」と相手に伝えた上で取引しました。
②保証書の画像を載せる

本物であることを証明するために一番有効なのが保証書(ギャランティーカード)の画像を載せること。
商品のタグにあるシリアルコードと保証書に書かれたシリアルコードを両方とも写真に撮って載せるのがベストです。
箱、取扱説明書、リボン、紙袋などの付属品がある場合は、それも載せてあげると購入者は安心します。
③金額を下げすぎない
売りたいあまり安くしすぎると、偽物では?と疑われます。
メルカリやラクマで他の出品者がいくらで出品しているのかを見てみたり、質屋のサイトで相場を調べると価格を設定しやすくなります。
④安く買い叩かれそうになったらはっきりと断る
しつこく値引きを迫って来たり、学生だからお金がないと言ってきたり・・・
いろんな人が値引き交渉をしてくるのですが、相手の言いなりになっていたら自分が損をするだけ。
私は自分の納得できる売値を事前に設定しておいて、それよりも安くしろと言われたらはっきりと断ります。
「値下げは考えておりません」
「そのご予算では難しいので、他をあたってください」
「送料と手数料を考慮すると、これ以上は値下げできません」
こんな感じの言い回しをよく使いますね。
あまりにも失礼な人に対しては何も答えずに即ブロックです。
⑤猜疑心の強い人には売らない
商品についてこちらがどんなに丁寧に説明しても、鑑定済みだと伝えても、不安で不安で仕方ないという人がいます。
そういう人は、フリマアプリでブランド品を買わない方がいいんですよね。
後からやっぱり返品したいとか言われても困るし、
こちらに落ち度がなくても、
「もしかしたら偽物かもしれないという不安がどうしても消えないので、申し訳ありませんが評価を下げさせていただきます」
と意味のわからない理由で悪い評価をつけられたりするので、取引するにはリスクが高すぎます。
コメントをやり取りする中で相手が本物であることを信じていなさそうだったり、ものすごく不安そうな様子だったら、「正規店で購入なさった方が良いと思います」と伝えて取引を断っています。
こんな質問をしてくる人はちょっと警戒しますね。
- シリアルコードがちょっと歪んで見えるので、写真を撮り直してもらえますか?
- 偽物だったらどうしたらいいですか?
- こういうところ(フリマアプリ)でブランド品を買うのは危険でしょうか?
もちろん私が出品しているのは本物だし、写真の撮り直しくらいは対応するんですけど、そういうのが何度も続くと「そんなに不安なら最初から正規店で買いなよ!」と思ってしまうんですよね。
メルカリ・ラクマに出品しないもの
長く待っても売れないようなものは出品しないことにしています。
良い状態を保ちながら長く保管しておくのが面倒なので。
以下に挙げるものは、家族にあげたり中古品を買い取ってくれる店に持ち込んだりしてさっさと処分しちゃいます。
- 靴
- 服
- 本
靴と服は、特に売れなさそうなので出品しません。
サイズが合うかどうかも不安だし、フリマアプリの場合はサイズが合わなくても返品できない。
新品の靴や服を安く買えるお店がたくさんあるのに、わざわざメルカリやラクマで中古品を買おうと思わない人は多いのでは。
実際、私が売りたいような女性用パンプスを検索してみると、売れずに出品されっぱなしになっているものがかなり多いんですよね。
本は、手間の割に利益が少ないから。
出品した本が数百円で売れても、手数料や送料が引かれて手元に残るのはわずかな金額。
利益が手間に見合わないことが多いので、いらない本はまとめてブックオフに買い取ってもらっています。
お金の使い道
ちなみに売上金のほとんどは、家具を買うために使いました。
一人暮らしを始めた時に足りないものがいろいろあって、売上金が入るたびにひとつひとつ買い足していった感じです。
出品するときに気をつけた事と、ブロックするときのポリシー
大勢いる利用者の中にはマナーの悪い人がいたり、怪しい人がいたり。
神経質すぎる人や、すごく細かいことにこだわる人もいます。
そういう人に購入されないよう、なるべく避けていくしかありません。
トラブルに巻き込まれないように、いくつか気をつけている事を書いてみます。
- 商品写真はいろんな角度で撮ったものをたくさん載せる
- 商品の傷や汚れは正直に書く
- 商品説明は箇条書きでわかりやすく書く
- 嘘や余計なことは書かない(当たり前)
- コメントしてきた人の評価とプロフィールを確認する(評価ゼロ・プロフ無しの人とは取引しない)
- コメントはできるだけすぐに返す
- コメントは聞かれたことにシンプルに答えるだけ(相手に媚びない、へりくだらない、偉そうにしない)
- できれば当日、遅くとも翌日には発送する
- 追跡できる方法で送る(普通郵便は使わない)
どれも気持ちの良い取引をするためには当たり前のことばかり。
ただ、相手に媚びたりへりくだったりする必要はないと思っています。
出品者も購入者も対等な立場ですし、変に下手に出るとつけあがる人もいるので。
その辺は超ドライに淡々とした態度で接することを心がけていますね。
こんな人は即ブロック
トラブルを避けるために、ちょっとでもおかしな言動をする人は即ブロックすることにしています。
- 丁寧語を使わない人
- 態度が失礼な人
- 大幅な値引きを要求してくる人
- 「○○円なら即決します」とコメントしてくる人
こういう人からコメントが来たらブロックしています。
あまりにも自分と価値観の違う人と関わると、トラブルになりやすいので。
簡単に図々しい要求をしてくる人は、商品が届いた後もあれこれ言ってくる可能性が高いと私は思っているので、購入される前に即ブロック。
フリマアプリでは文面から相手の人柄を察するしかないので、コメントやプロフィールを読んだ時に少しでも違和感があったら、その人とは一切関わらないことにしています。
値引き交渉ができることはフリマアプリのメリットでもあるんですけど、購入者が得した分出品者は損をしているんですよね。
私は失礼な人のために自分が損をしてまで安く売ろうとは絶対に思いません。
購入されてしまったらその後数日間はその購入者とやりとりをしなければいけないし、その度に嫌な思いをしたくない。
自分の直感に従ってコメントを返したりブロックしたりと対応を変えています。
失礼なコメントたちを一部紹介

今までに届いたコメントの中から、失礼な!図々しい!と思ったものを一部紹介。
読んでイラっとした瞬間に、問答無用でブロックしています。
◆「値引きするなら買いますよ」←買ってくれなくて結構です。あなたには売りません。
◆「7千円引きでどうですか?(17,000円の物に対して)」←こんな無礼な人間のために私が7千円損しろと?
◆「学生なのでお金がありません。値引きできますか?」←知らん。分相応なものを他で買ってください。
◆「10,000円なら即決しますよ(20,000円の物に対して)」←あなたの都合で勝手に値段を決めないでください。
失礼な人は何の挨拶もなく、不躾に一言だけ書き込んでくることが多いですね。
とにかくトラブルを避けて、無理に売ろうとしない
無理に売ろうとすると押し付けがましくなるんですよね。
そうすると購入者は警戒します。
売ろうとするあまり、聞こえの良いことばかりを商品説明に書いてしまったり、商品に傷がついていることを伝えなかったり、本当は使用済みなのに「未使用」と嘘をついてしまったり。
後で本当のことがバレたら面倒なことになります。
とにかくトラブルにならないように、
嘘はつかない!変な人とは関わらない!
それが鉄則です。
2018年の売り上げ【まとめ】
2018年の売り上げは、520,995円でした!
使わないブランド品は2018年にほとんど売り尽くしたので、今後はそんなに高額な取引はなさそうです。
でも不要なものが売れてお小遣いになるのは嬉しいですね。
それだけ使わないものを買ってしまった、つまりは浪費してきたことの証明でもあるんですけどね〜(^^;)
ゴミに出すくらいなら出品しておいた方がいいと思いました。
- つい色々と買ってしまって、使わないままになっている物が多い
- 使わないけど、捨てるにはもったいないものが手元にある
- 何か始めるときにカタチから入る(そしてすぐ飽きる)
- 手軽にお小遣い稼ぎができたら嬉しい
「これ売れるの?」と思うようなものでも意外と欲しがっている人がいるので、スマホで写真を撮ってチャチャっと出品しておくと気楽に楽しめますよ(^^)
ではまた!